2015年5月1日金曜日

ニューセイルデリバリー MC-6000

このところクルージング&レースで使用できるセイルをとの要望が多く、主繊維にテクノーラというアラミド繊維を使用している「MC-6000」シリーズの納品が続きましたので一部紹介いたします。

まず艇種は、「Bavaria-34 Cruiser」 です。通常は週末デイクルーズでの使用なのですが、今回はロングレースへの出場を決めて快適且つ外洋セイリングに耐えうるより耐久性の高いセイルを希望とのことでしたので綿密な打ち合わせの結果MC-6000納入となりました。


インマスト ファーリング・メインセイル

©Quantum Japan

マスト内部への巻き取り収納タイプのファーリング・メインセイル(バテン無し)です。セイリング性能を高めることを目的にバーチカルバテン(縦方向)の取付けてリーチ部エリアの確保も検討されたのですが。、通常のメインセイルと違ってメインハリヤードを上げ下げして展開するセイルと違って上げっぱなしのセイルであり万が一トラブルの時に早急に対処しづらいためにノーマルな形状となりました。

ファーリング・ゼノア


©Quantum Japan

一般的なクルージング用ファーリングゼノアに見られるセイルを巻き取った後セイルを紫外線から保護するためにリーチとフットに取り付けるUVカバーはついては、重量とUV部分とセイル本体部の素材の違いから生ずる時間経過に伴うシェイプの変形を考慮して今回は取り付けていません。リーチ部分が重くならないことでツイストを作りやすい = スピードを出しやすいという構図が成り立ち易くなります。

帰港後のUV対策については別途スピンハリヤードを使って上げる「ファーラー・カバー」を製作しました。片づけがひと手間増えてしまいますがセイルシェイプのことを一層考慮するのであればこちらの商品をお勧めします。

©Quantum Japan

カバー後面に取り付けられた2本の絞り込み用ロープを使ってカバー本体が風でバタつかないようにできる優れものです。


クルージングセイルでアラミドなどの高強度繊維を使うと、風圧によるセイル形状の変化が非常に少なくなります。

従って風速が上がってきても

・セイルが深くなりにくい。

↓ 

・結果ウェザーヘルムが出にくくなる。
・ボートスピードが上がる。
・上り角度が良くなる。
・リーフのタイミングを遅くすることができる。

などのメリットがあります。


ちょっと走りにこだわりたいクルージング・セイラーの皆様、お気軽にお問い合わせください。