2014年7月17日木曜日

CW-1000 ファーリング・ゼノア

しばらく更新を怠っておりました。

レースの話題が続きましたので、ここはクルージングセイルの話を。。。

先日、Cybelle(シーベル)-325のファーリングゼノアを納品しました。素材は輸入ダクロン・クロス、カットはクロスカット(Quantumではこの仕様のセイルのことを「CW-1000」と呼びます)です。ちなみにクルージングのみの船であれば船の仕様にもよりますが一般的にはオーバーラップゼノア艇であればセイルの大きさの目安としてLPは135%なのですが、この船についてはホワイトセイルクラスでのレースも楽しまれますので大き目の150%としました。





今回リーチとフットのUVカバーは、一般的には用いられるアクリル素材の「サンブレラ」では無く、ポリエステル素材の「ウェザーマックス」という商品を使用しました。この素材はポリエステル素材なので、サンブレラよりも軽量で擦れに強く、また荷重に対しての変形が少ないという利点があります。撥水性もすばらしく良いです。何より軽量なのでサンブレラよりもセイル形状に与える影響も少ないのも大きな特長です。

ラフ・フォーム(真ん中写真のラフ側に付いている3本の棒状のもの。ウレタン材。)は、ラフの硬さを上から下までできるだけ均等にするために取付ます。こうすることである程度ファーリングしてセイリングする時にセイルが深くなってしまう現象を減らしてくれます。

納品時は10~15kt程度の絶好のコンディション下でのセイリングでした。約10年使用したセイルに比べフラットで引き込みやすく、ボートスピードものぼり角度も格段に良くなったと大変感激して頂けました。レースにクルージングにこの新しいセイルが活躍してくれることを期待しています。

ありがとうございました。